自作キーボードっておもしろい!

自作したキーボードについて

Ergomixsta kite-E ビルドガイド

seizan01.booth.pm

remap-keys.app

 

キット内容の確認 

トッププレート … 1枚

メインプレート … 1枚

ボトムプレ―ト … 1枚

スペーサー … 9個

ネジ … 20本 (予備2本含む)

LED(SK6812MINI-E) … 2個 (予備1個含む)

黒ゴム足(大) … 3個

透明ゴム足(小) … 3個

 

自身で用意して頂くパーツ

ProMicro (USB type B または type C)… 1個

コンスルー (高さ2 mm または 2.5 mm)… 2本

リセットスイッチ … 1個

ダイオード(リードタイプまたはSMDタイプ)… 100個

Kailhスイッチ用PCBソケット … 88個

MX互換スイッチ … 88個

MX互換キーキャップ 1U … 84個

MX互換キーキャップ 1.25U … 4個

ロータリーエンコーダー Alps EC12互換… 2個

ロータリーエンコーダー用ノブ(対応最大直20mm) … 2個

用意したProMicroに対応したUSBケーブル… 1本

以下のロータリーエンコーダーは動作確認済です。

遊舎工房 ロータリーエンコーダshop.yushakobo.jp

これらは以下のショップで購入できます。
yushakobo.jp

talpkeyboard.net

shop.dailycraft.jp

キーバックライト用にLEDをつけたい方(オプション)

SK6812MINI-E … 88個 

 

道具類

はんだごて

はんだ

ピンセット

ニッパー

精密ドライバー

フラックス (あるとはんだ付けしやすくなります)

はんだ吸い取り線  (はんだ付けに失敗した際のリカバリーに使います)

 

ProMicroとコンスルーのはんだ付け

コンスルーは金の窓をPro Micro側にし、2本の金の窓の左右の向きを揃えます。

メインボードにコンスルーを挿してから、ProMicroをコンスルーにはめ込み、はんだ付けを行います。

こちらも参考になります。

遊舎工房 コンスルー(スプリングピンヘッダ)の取り付け方を教えて下さい

 

Firmwareのフラッシュ

REMAPのカタログを利用してFirmwareをProMicroにフラッシュします。

remap-keys.app

REMAP Ergomixsta kite-E

 

ProMicroをUSBケーブルでPCと接続し、FLASHをクリックします。

説明に従ってProMicroをリセットします。USBにつないだままのProMicroのGNDとRSTをピンセットなどでショートさせると、リセットできます。

*先にリセットスイッチをメインボードにはんだ付けして利用することも出来ます。

フラッシュが終わったら、今後の作業をやりやすくするために、一旦ProMicroを外しておきます。

 

インジケーター用LEDのはんだ付け

キットに含まれるLEDはインジケーター用です。写真の場所にハンダ付けします。

写真を参考に、LEDの向きに注意してメインプレートの裏側からはんだ付けをします。

ProMicroを挿し込み、USBケーブルでPCと接続し点灯することを確認します。

 

オプション キーバックライト用LEDのはんだ付け

インジケーター用と同様に、LEDの向きに注意してはんだ付けします。

LEDの回路は下の写真のように数珠つなぎになっており、どこかで接続不良がある場合、その先にあるLEDは点灯しなくなります。その場合は、点灯しないLEDまたは、その前後のLEDのはんだ付けを確認して下さい。

こちらも参考になります。

遊舎工房 LEDが途中から光らない

 

ダイオードのはんだ付け

リードタイプの場合

ダイオードの向きに注意して、メインボードの表側からスルーホールにリードを挿し込みます。

差し込んだリードを広げることで一時的に固定し、裏側からはんだ付けします。余ったリードはニッパーなどで切り取って下さい。

 

SMDタイプの場合

ダイオードの向きに注意して、メインボードの裏側のランドにはんだ付けします。

片方のランドに予備はんだをしておくと取り付けやすくなります。

 

Kailhスイッチ用PCBソケットのはんだ付け

メインボードの裏側から、2つの穴にハマるようにソケット置き、左右に箇所をはんだ付けします。片方または両方に予備はんだをしておくとはんだ付けしやすくなります。

 

ロータリーエンコーダーのはんだ付け

メインボードの表側から、ロータリーエンコーダーをスルーホールに挿し込み、裏側からはんだ付けします。

 

リセットスイッチのはんだ付け

メインボードの裏側から、リセットスイッチをスルーホールに挿し込み、表側からはんだ付けします。リセットスイッチの向きはどちらでも問題ありません。

 

トッププレートとスイッチの取り付け

メインボードの表側にトッププレートを重ねて、スイッチを取り付けていきます。スイッチのピンの位置を確認して下さい。ピンが曲がってしまった場合はピンセットなどでゆっくり戻してみて下さい。 

 

スペーサーの取り付け

メインボードの穴の位置にスペーサーを入れ、トッププレートの上からネジ止めします。

 

ボトムプレートの取り付け

ボトムプレートのネジ穴とスペーサーの位置を合わせ、ネジ止めします。

上からキースイッチ、トッププレート、メインプレート、ボトムプレートの順番になることを確認してください。

 

ゴム足の取り付け

ボトムプレートの裏側にゴム足を貼り付けます。奥側にゴム足大をつけることで傾斜が付きます。

 

完成

お好きなキーキャップを装着して完成です。

LEDインジケーターはデフォルトレイヤー時に青、2番目のレイヤー時にマゼンタ、3番目のレイヤー時にオレンジに光ります。

REMAPを利用してキーテストやキーマップを変更できます。

REMAPによるキーマップの変更はこちらを参考にしてください。

salicylic-acid3.hatenablog.com

 

キーバックライトを取り付けた場合は、デフォルトで3番目のレイヤーに設定してあるRGB関連のキーを利用して発光パターンや発光色を変更することが出来ます。

 

楽しい自作キーボードライフを!